「太陽花」とは一般的に「ひまわり」のことを指し、芸術の創作題材としてかねてから人気があり、多くの著名な画家によって描かれてきました。その中でもゴッホの「ひまわり」シリーズは最も有名でしょう。しかし、「ひまわり」を主題にしたトロフィーというのは初めてではないでしょうか。

依頼主である企業のロゴマークはひまわりのシルエットでしたが、平面の図形だったので立体化するために様々な問題を討論し、定義する必要がありました。例えば、花びらは何層にするのか、一層がいいのか二層がいいのか。花の裏側と表側は同じでいいのか。中心の蕊のふくらみの高さはどうしようか。花びらはカーブがあるほうがいいのか。このような問題はパソコン上で3Dシュミレーションをし、考えました。

次は彫塑の作業ですが、先に3Dシュミレーション済みなので、この段階では問題はありません。しかし、やはり次の型を作る作業のために、わずかばかり修正を行い、順調に型からはずし、磨き上げられるようにしました。

完成品のトロフィーはステンレス製です。表面は電気めっきや銅など黄色系の色でひまわりの明るさ、暖かさなどの質感を表現し、それにグレーがかった黒の合成石材の土台を組み合わせることで、金属をより目立たせ、はっきりさせることができます。

「太陽花トロフィー」はデパートが優秀なカウンタースタッフを称えるために作ったトロフィーです。人へのサービス中心のデパート業にとっては、永遠にほがらかで明るく、笑顔をもって人を迎えるというひまわりのイメージは最も学ぶべき対象であることは間違いありません。

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