三度の話し合いの結果、勝利の女神の土型が出来上がりました。細かい部分は完璧とはいえませんが、さらに改良を重ねていたら、後半部の工程が間に合いません。

デザインは常に時間との勝負です。お客様であれ、デザイナー自身であれデザインに対する期待が強ければ強いほど、最終的に時間が足りず、妥協することになるのです。次は、土型をはずす工程です。
彫刻用の油粘土は粘着性があり形を整形しやすいのに引き換え、壊れやすい。それに捏ねる過程において少なくとも粘土には少し傷がつくことがあります。粘土は長時間保存できないため、完成してすぐに模型の型を作っておかないといけません。模型の型は工業プラスチックで製造し、複製した模型の表面は精密的に磨いて細かく仕上げ、欠陥が一つもないことを確かめてから正式的に量産することができます。

作品が誕生するというのはとても嬉しいことです。しかし、これはまだ始まりにすぎません。後半部はもっとすばらしいのです。

絵の説明:作業中の作品の写真はお見せできませんので、ここでは「飛天反手彈琵琶」の土型の写真を載せました。土型の内部には強化するために、あらかじめ竹串と針がねを入れておきます。そうすることで、作業中に土型にひびが入ったり、壊れたりすることを防ぐことができます。

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